これぞ日本にちょうどいいSUV!第5世代 新型フォレスターをスバル本社でデザインチェック
2018年、第5世代となる新型フォレスターがいよいよ日本でも販売開始となりました。前モデルの成功から満を持してのアップグレードとなった今回の新型モデル。パッと見ではあまり変化していないようにも見えますが、実物を見てみるとその違いははっきりと現れておりました。本記事では、フォレスターの内部スペックや性能については触れず、外装(エクステリア)中心のデザイン面を中心にとりあげます。
そもそも私自身、2,3年前に前モデルのフォレスターを購入候補にまであげていたのですが、なにかあともう一歩が物足りないという感覚が拭えず、結局購入にまでは至らなかったという経緯があります。その時に感じた「物足りなさ」が一体何なのか、実は今回の新型モデルでその答えがはっきりでたように思います。
新型フォレスター 見た目の印象
新型フォレスターは前モデルに比べて全体的に骨太になった印象を受けます。人によっては前モデルのシャープな感じの方が好みだったという方はいらっしゃるかもしれません。しかし、コンパクトSUVとはいえSUVという冠がついている以上、それ相応のSUV感は必須。前モデルのエクステリアは良く言えばシャープでスタイリッシュですが、逆に言えばSUVとしてはちょっと中途半端な印象があったのかもしれません。各社がこぞって新しいSUVを発表していく中で、フォレスターにも堂々としたSUVとしての面がまえが必要だったのではないでしょうか。
フォレスターといえばやはりX-BREAK
フォレスターは標準車よりも完全アウトドア仕様の特別モデル『X-BREAK』の方が熱い!X-BREAKといえばオレンジ色のアクセントカラー、前モデルから続くこのデザイン、かなり好きです。でもデザイン的な観点からいうと、もっと遊びのバリエーションを増やしてもいいのでは! たとえば、X-BREAK BLUE ENERGY(Xブレイク・ブルーエナジー)なんて名前で、テーマは海。オレンジのさし色を鮮やかなスカイブルーに変えるだけでかなりクールでポップなX-BREAKのバリエーションができあがり。スバルさんには是非検討していただきたく思います。
X-BREAKのベース色のカラーバリエーションは4タイプ、その中でも追加料金32400円が必要なカラー『クリスタルパール・ホワイト』はX-BREAKの中でもおそらくスバルが一押しのカラーリング。その証拠に今回の新型フォレスターのパンフレットにもこのカラーリングのモデルが表紙を飾っております。
スバル本社ではクリスタルパール・ホワイトのフォレスターは屋外に展示されておりました。残念ながら取材当日は雨。でも、雨もしたたるいい面構えしてますよね。
フロントフェイスは前モデルと結構似ておりますが、一番大きく変わったエクステリア部分はリアのデザイン。リアのテールランプにデザインが施されてオリジナリティが増しています。
今回はX-BREAKばかりを取り上げておりますが、もちろんショールームには別のモデルも展示されております。フォレスター最上級モデルの『PREMIUM』のダークブルー・パールをパチリ。青が好きな私(特に紺色)はこのダークブルー・パールバージョンのX-BREAKが出て欲しいなと勝手に想像を膨らませています。
新型フォレスター、いかがでしたか。物の良し悪しは細部に宿るともいいますが、まさにその細部を前モデルからアップデートしてきたのが今回の新型モデル。もしこのモデルが2,3年前に登場していたら、私は間違いなく購入していたと思います。欲を言えば、3列シートまでありの7人乗りモデルを投入していただきたい。スバルさんへの願いを込めて、それではまた。