BeatsXのイヤーチップ交換で音質を向上させる方法

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スタイリッシュで人気のbeats by Dreのワイヤレスイヤホン『BeatsX』。BOSEさんの最新ワイヤレスイヤホンと併用してこのイヤホンも用途に応じて使い分けていますが、この商品を購入した直後に記事として「低音が弱い?」とか、購入から1ヶ月使用後には「徐々に低音が出てきた・・・」などの記事を書かせていただきました。せっかくいい音を出せそうなのにもったいないと思う日々でしたが、いまさらながらBeatsXのイヤーチップを他社製のものに交換してみたところ、音質を劇的に向上させる結果となったので早速紹介したいと思います。

BeatsXにCOMPLYのイヤーチップで音質向上

イヤーチップ交換で音質を大改善

標準付属のイヤーチップが問題なのであれば、いっそのことイヤーチップをいいやつに交換すればいい!なんでこんな簡単なことを今までやらずにいたのか自分でも謎です。きっと、イヤーチップなんかにお金をかけて音質が向上するのか半信半疑だったのかもしれません。

たかがイヤーチップと思っていた考えが大間違いでした。イヤーチップだけを専門に扱っているメーカーも多く存在するわけですから、これは裏を返せばイヤーチップの交換が音質改善に本当に効果がある、ということが言えると思います。(だって、もし効果がなかったらイヤーチップ専門メーカーなんてすぐに潰れちゃいますからね)

善は急げ!ということでまずは家電量販店こと都会のオアシス『ビックカメラ』へ!オーディオフロアのイヤホンコーナーで早速それらしい商品を見つけました。「COMPLY(コンプライ)」という専門メーカーの商品。価格は店頭価格で1ペア1500円前後、そこそこのお値段ですね。その場で買おうとも思いましたが、いくつか種類があるようなのでもっと情報を得るべくネットでいろいろ調査。イヤホンメーカーによっても対応しているサイズ、形状が異なるようなので購入の際はしっかりと事前チェックが必要です。今回はもちろん『BeatsX』、イヤホンの対応表にももちろん載っていました。私が最終的に選んだモデルはこちら。

『Ts-500 耳垢ガードなしモデル Mサイズ』

COMPLY Ts-500 BeatsX用イヤーチップ

イヤーチップの選び方をステップごとに詳しく見ていきましょう。おさえるべきポイントはたった3つです。

  1. 適合表で自分のイヤホンに合うモデルをチェック
  2. イヤーチップの形状を4タイプから選ぶ
  3. サイズと耳垢ガード有無を選ぶ

ステップ1:適合表で自分のイヤホンに合うモデルをチェック

BeatsXの場合は末尾の数字が「500」のモデルを選びましょう。この数字はイヤーチップをイヤホンに装着する部分のノズルタイプ(芯の形状)を表しておりますので、ここを間違うとイヤホンに装着できないのでお気をつけください。BeatsX以外のイヤホンをお使いの方でも、ご自身のイヤホンのノズルタイプを調べたい方はイヤーチップ適合表をご覧ください。

ステップ2:イヤーチップの形状を4タイプから選ぶ(これは好み)

次に選ぶのは、イヤーチップの形状。これは用途と好みに応じてお好きなものを選ぶので良いでしょう。ラインナップは以下の4タイプ。

  • T-タイプ:スタンダード
  • Ts-タイプ:アジアンフィット(アジア人の耳に合わせた形状)
  • P-タイプ:高遮音性(遮音性能が高い)
  • Sport PROタイプ:スポーツする人向け(汗をかいても外れにくい)

初めてのイヤーチップ選びでどれを購入していいか迷ったら、とりあえずTs-タイプのアジアンフィットを選ぶので良いと思います。耳の中の形状は人種によって異なるようで、アジア系はちょっと特殊なんだそうです。わざわざメーカーがアジア人向けの専用のを用意しているくらいですから素直に従っちゃうのが吉です。私が実際にアジアンフィットを使用してみたかぎりでは、全く外れることなく快適に使用できています。

ちなみに、高遮音性のものを選ばなかった理由は、外で音楽を聴く際に周辺の音が聞こえなすぎても怖いから。そして、スポーツタイプを選ばなかった理由は簡単で、普段あまりスポーツをしていないからです。。。

ステップ3:サイズと耳垢ガード有無を選ぶ

耳の穴の大きさに合わせて、S、M、Lの3サイズから選びます。これもなかなか目安がわかりにくいのですが、iPhoneやスマホに標準でついてくるイヤホンで耳の穴の大きさをざっくりと把握しちゃいましょう。私の場合は、iPhone標準イヤホンだと耳から時々ポロっと落っこちてしまいます。(AppleのAirPodsを私が使えない理由はまさにこれ)このような方はMサイズでいけると思います。ポロっとおっこちるどころかスカスカの方はLサイズ!全く落ちずにきついぐらいの方はSサイズです。ほとんどの方はMサイズから試してみるといいでしょう。。

耳垢ガードについてですが、私はとりあえず耳垢ガードなしの方にしています。目立って耳垢がついてるなーと感じたことは一度もありません。

COMPLY Ts-500 BeatsX用イヤーチップ

標準のチップの方が見た目はかっこいいですけどね、、、どうせ耳の中に入ってしまうので問題なし

どれくらい音質が良くなるのか

「音質のことは良くわからないんだよねぇ」という方にでもはっきりと違いがわかるくらいの違いだと思います。そもそも「音質向上」という言葉がいけませんね、もっとわかりやすく言い換えると、

今まで全く聴こえてなかった音が、めちゃめちゃはっきりと聴こえだす

ということなんですよね。たとえば、今使っているイヤホンがシャリシャリした軽い音に聴こえている人は、低音がもっと聴こえ出してバランスがよくなりますし、逆に低音が強すぎでボーカルの声があまり聴こえにくいならば、無駄な低音の広がりは抑えられつつボーカルと高音がもっと聴こえ出してくる、といったような具合です。結局のところ、BeatsXは低音があまり出ていなかったのではなく、チップのせいで低音のパフォーマンスが出せていなかっただけなのです。BeatsXとCOMPLY(コンプライ)の組み合わせは個人的にはかなりベストマッチ。BeatsXの高音はもともとクリアに出ていたので、足りていなかった低音がチップのおかげで伝わるようになってきました。トータルバランスとしては、かなり好みの音になりましたね。

まとめ

音質は人によって好みもありますが、今の音質に不満を感じているという方はイヤーチップの交換をお勧めいたします。1000円前後の出費で得られる音楽体験の違いはむしろお得と思えるほど。まずは一度試してみてください。日々の通勤・通学が楽しくなりますよ。