未来をこの手に!?にわかに賑わいを見せるポータブル翻訳機がとっても気になる

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2020

この数字を見て、何を想像されますか?

単純に『3年後だね』…?

『日立パーソナルワークステーション2020だよね』……??

『ホーチミン市の都市鉄道の完成予測時期だよね』………???

あ、もちろん、滝川クリステル氏の「お・も・て・な・し」で賑わせた『TOKYOオリンピック』も開催されますよね。オリンピックと言えばインバウンドで(期待もこめて)外国人観光者が殺到すると思われますが、そんな時に困るのが言語ではないでしょうか。はい、生粋の日本人である私もそうですが、共通言語である英語に若干の苦手意識を持たれている方も多いと思います。あの、ネイティブに聞こえるように頑張って発声するけど、イントネーションの違いに気恥ずかしくなる経験……学校で教わってきた英語の授業もきっと悪影響を受けているんだろうなぁと想像してしまいます。アーティスト高橋優さんが福笑いという曲で『きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う』と歌われており、そんな世界に強く憧れもしますが世の中そんなに甘くないんですね。幸い、今の職場が英語をネイティブに話す方で溢れているので、リスニング力はいやがおうにも高まってますが、単語?文法??な私にはそもそも敷居が高すぎる。先見の明がある両親に、小学校低学年の頃から英会話教室に通うことを勧められ、英語力を鍛えるどころか、苦手意識だけを鍛えてしまった私は、元来の恥ずかしがり屋で消極的なシャイな性格も相まって敷居が高くなるばかり……これじゃー海外旅行も行けないぜ!外人友達もできないぜ!!

そんな私みたいな英語恐怖症の方に、一筋の光明が差し込みました。そうです、最近話題の『音声翻訳デバイス』です。調べてみると大きく分けて2パターンあるようで、世界初のウェアラブル翻訳デバイスで旅行に特価したワンフレーズ音声翻訳デバイスの『ili』と、20言語に対応した超小型の双方向音声翻訳デバイスである『IU』です。

『ili』は、旅行に特化しているという為か、インターネットやアプリを必要としない完全なスタンドアローンが可能なのが特徴で、各国の電波状況等に影響を受けないで使用できるように設計されているようです。なるほど、旅行に特化していると謳っているのも納得ですね。だからか、商談、交渉、医療現場などの専門用語がバシバシ使われるビジネス現場での使用は苦手なようです。別途プランを用意しているようですが、ホテルや旅行会社などの[旅]に関係するビジネスに注力しているあたりに強いこだわりを感じますね。wiki情報になりますが、2017年3月現在、英語、中国語、日本語の3ヶ国語に対応しているようです。まぁ、この3カ国語がカバーされてたらとりあえずは問題ないでしょう。

 

『ili』公式ウェブサイトより
旅行に特化したウェラブル音声翻訳デバイス『ili』

 

変わって『IU』ですが、『ili』と違って、スマホも専用アプリも必要だし、スマホとはBluetooth接続しなきゃいけないし……で色々ややこしいのかな〜とも思いますが、何と言っても翻訳可能な対応言語がアラビア語 / ギリシャ語 / デンマーク語 / フランス語 / ドイツ語 / 韓国語 / インドネシア語 / 中国語 / イタリア語 / 英語 / 日本語 / ベトナム語 / ロシア語 / スペイン語 / スウェーデン語 / ヒンディー語 / タイ語 / ポルトガル語 / 広東語 / トルコ語……と書き出すのが大変と感じる程の20言語もあるのが特徴でしょうか。『ili』同様、長文の翻訳は苦手だったり、話した言語全てを万能に翻訳できないこともあるようですが、それを補っても余りある魅力がこの3,5㎝×3㎝の小さなデバイスにはあるように思います。なんでも、『ili』同様、オフライン化を目指して開発を進めているようで、待ち遠しいことこの上ないですね。

 

『IU』クラウドファンディングサイトより
20ヶ国語対応の超小型双方向音声翻訳デバイス『IU』

 

と、ざっくりご紹介しましたが、どうですか?未来を感じませんか?そして、間違いなく欲しくなりませんか??日本政府観光局JNTOの発表で

2017 年 10 月の訪日外客数は、前年同月比 21.5%増の 259 万 千人。2016 年 10 月の 213 万 千人を 46 万人近く上回り、10 月として過去最高となった。

259万人!?嘘でしょ!?ってくらいに衝撃的な人数です、観光局の発表なので本当なのでしょう…凄い数字ですよね。2020年の東京オリンピックを待たずに、外国人旅行者はたくさん訪日されていたんですね。濃いめの顔で笑顔を絶やさない私は、京都や雷門、東京タワーなど観光地や駅の改札でよく外国人旅行者に道を聞かれる事が多いのですが、もうこれがあれば怖くないですよね。むしろ自分から困ってそうな人に声を掛けに行って迷惑がられそうです。このデバイスは、単に翻訳するだけでなく、話せないから感じる[恐怖]や、コミュニケーション取りたいけれどできない[億劫]な気持ちを、払拭してくれるステキなアイテムのように感じました。そう、ドラえもんのひみつ道具の一つ[ほんやくこんにゃく]のように気軽に使える点もポイント。いやー知れば知るほど欲しい…!

さぁ、そこの引っ込み思案のあなた。私と一緒に友達の輪を拡げてみませんか!?