2017年 強く印象に残ったおすすめ洋楽10選
2017年も残すところあと1日。昨年日本に上陸した音楽配信サービスSpotifyのおかげで私の音楽ライフはだいぶ変化をいたしました。自分の好みに合った最新楽曲をどんどん教えてくれるし、しかもそれでいて無料。洋楽を主に聴く私にとって、音楽配信サービスはもうSpotifyがあれば十分ですね。
さて、年末になると紅白歌合戦やレコード大賞やらで世間も音楽ムードが高まっていることと思います。せっかくなので2017年にリリースされた洋楽の中から、私が何度も再生をしてしまうほど強い印象を残した楽曲をいくつか選んでみました。ヒット曲はもちろんですが、中には全くチャートインしていない曲も入っています。ダンスナンバー好きなので、多いに偏った10選となっておりますが、聴いたことの無い曲がもしあれば、是非一度聴いてみてください(on Spotify!)。
#1 『I Feel It Coming』- The Weeknd (feat. Duft Punk)
The Weeknd(ザ・ウィークエンド)とダフトパンクによる相性抜群の耳に残る名曲の誕生です。ダフトパンクといえば、ファレル・ウィリアムズとのコラボ曲『Get Lucky』でも2014年のグラミー賞を盛り上げたことが記憶に新しいですね。ダフトパンクのプロデュース能力に個性派ボーカルの歌声がベストマッチ。しかも、サビはひたすら同じワードを繰り返すだけというファンクな作り。何百回、何千回と聴いても飽きなそうな魅力がこの曲にはあります。
#2 『Lust For Life (with The Weeknd)』- Lana Del Rey(ラナ・デル・ロイ)
Lana Del Rey(ラナ・デル・ロイ)とまたもや登場 The Weeknd(ザ・ウィークエンド)のコラボ曲。ビルボードのチャートでこの曲を初めて聴いて惚れました。ラナ・デル・ロイの音楽の幅の広さ、The Weekndとの相性の良さ、世界観のインパクトは今年一番じゃないでしょうか。ともかくこの美声2人の掛け合いが美しい。ハリウッドサインの上でイチャつくPVもかわいい。
#3 『Silence』- Marshmello (feat. Khalid)
実力、知名度ともにスターDJの仲間入りを果たしたMarshmello(マシュメロ)。ボーカルには今が旬のKhalid。マシュマロのようなかぶりものが特徴のMarshmelloですが、個性的なのは見た目だけではありません。音楽性においても彼特有の独特な個性を放っており、昨年のシングル曲『Alone』の大ヒットに続き、今回の『Silence』でメジャーDJとしての地位をつかんだと言えます。。クレイジーな見た目とは真逆で、音楽は真面目です。売れるべくして売れたDJですね。
#4 『What Lovers Do (feat. SZA)』- Maroon5(マルーン5)
成熟しきってもなお熟し続けるグループ『マルーン5』。このグループはデビュー当時から私のツボでしたけど、新たな音楽性への挑戦を続けている今でもぐいぐいツボを押してきますね。この楽曲が入っているアルバム『Red Pill Blues』は必聴です。
#5 『Complicated』- Dimitri Vegas & Like Mike and David Guetta feat. Kiiara
実兄弟DJデュオのディミトリ・ベガス&ライク・マイクにデヴィッド・ゲッタが加わって制作された楽曲。テンポとムードの上げ下げ、サビでの落とし方など、私は好きですね〜。
#6 『No Promises』- Cheat Codes feat. Demi Lovato
2017年で一気に開花したDJ3人組Cheat Codes(チート・コーズ)がアメリカで人気の女性シンガー デミ・ロバートをボーカルにむかえ制作した楽曲『No Promises』。この曲は全米チャートでも大ヒット。私もこの曲をSpotifyで拾いあげてから何百回とリピートしていますが、Cheat Codesの巧みな音作りにはケチのつけようがありません。みんなうますぎない!?
#7 『1-800-273-8255』- Logic (feat. ft. Alessia Cara, Khalid)
一発聴いてすぐにチェックした曲。メッセージ性の強い歌詞とメロディ、Logicという名前の黒人ラッパーが歌っているのかと思いきや、まさかのアメリカ版オタ系白人。まさかのギャップに驚きましたが、彼のライブパフォーマンスを見てそんな考えはぶっ飛びました。かっこいいです。期待の新人、Alessia Cara(アレッシア・カーラ)とKhalid(カリッド)をフィーチャリングしていますからね、相当贅沢なメンバーです。
それにしても曲名が『1-800-273-8255』、この数字一体なんの数字なんだろうって思いませんでしたか?これは米国の自殺予防相談の電話番号なんだそうです。この曲の内容はまさにそれです。LGBT問題から行き場を失った若者を描いたPVで非常に重たい内容ではあるのですが、生きていれば希望はあるといった強いメッセージで締めくくられています。トランプ政権になって差別の問題が再燃しつつあるアメリカだからこそ、彼のような若いアーティストがメッセージ性の強い曲を出すことは非常に意義があるのではないでしょうか。
#8 『Sunny Days』- Armin Van Buuren feat. Josh Cumbee
さわやか!EDMフェスでもおなじみのアーミン・ヴァン・ブーレンの曲です。夏の曲なんでしょうけど、私はこの曲を秋に初めて耳にしました。これがまた秋にも合う。夕日が沈む前の夕刻にこの曲を聴くのは最高のリスニングタイムかもしれません。
#9 『Something Just Like This』 – The Chain Smokers(ザ・チェインスモーカーズ)
2016年に大ブレイクしたThe Chainsmokers(ザ・チェインスモーカーズ)。2017年はColdplayとのコラボ曲『Something Just Like This』で大ヒットを飛ばし、ULTRA JAPAN 2017ではヘッドライナーもつとめました。今まさに脂が乗りった状態と言えるでしょう。それにしても、Coldplayのボーカル クリス・マーティンの声と相性抜群ですね。さて2018年以降はどういう切り口で見せてくれるのか期待です。
#10 『I Love You But I’m Lost』- Tears For Fears(ティアーズ・フォー・フィアーズ)
ティアーズ・フォー・フィアーズと言えば1980年代にヒット曲を飛ばした2人組のバンド。バンド名は知らなくても、彼らを代表するこの曲を聴いたことがあるという人は少なからずいるはず。
そんな彼らが今年リリースした最新曲『I Love You But I’m Lost』を今年のラスト10選目として選びたいと思います。イントロからいきなりインパクト大。そのまま曲の世界観へと引きずり込まれます。最近はダンスミュージックを聴くことが多くなった私にとって、イントロの重要度は増しています。特に新しい曲を物色している時は最初の数秒が良くなければスキップしてしまうことも多々あります。そんな中、年を重ねたバンドのサウンドが胸に突き刺さってくれるというのは非常にうれしいことですね。
まとめ
最後に、2017年の音楽業界で気になった部分を私的にまとめてみました。
上でも紹介したMershmello(マシュメロ)や同じくEDMアーティストのKygo(カイゴ)が米ビルボードのチャートにも上位にランクイン。日本でもかなり認知されるようになり、いよいよスターの仲間入りを果たしたと言えそうです。ワンダイレクションのメンバーも続々とソロデビューしたのも今年でしたね。でもやっぱりZAYN(ゼイン・マリク)の楽曲は相変わらず良いですね、楽曲提供者が相当力入ってます。Alessia CaraやKhalid、SZAといった優れた新人アーティストも続々登場しています。3人ともグラミー賞の新人賞にノミネートされていますが、私の予想はAlessia Caraが最優秀新人賞としておきましょう。そんな感じでしょうかね。
今年はSpotifyのおかげでかなりの新しい曲を聴くことができました。来年はAmazon Echoでも購入してAmazon Music Unlimitedを試してみるというのもありかも。来年はさらに多くの音楽を聴き、共有したい楽曲があればその都度ご紹介したいと思います。それではまた来年!